横山美術館

先日、名古屋・横山美術館で開催されている「カップ&ソーサー展」に行って参りました。
f0062031_23405621.jpg


「横山美術館?」て思われる方も多いと思います。
昨年10月に開館した新しい美術館で、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器を里帰り品を中心に展示してあります。
私も一度行ってみたい美術館でした。

名古屋駅から地下鉄で焼く7分、そこから歩いて4,5分。
私が行った日は日曜日のせいかまわりは人も車も少なく、美術館にたどり着くまでちょっと不安でした。

f0062031_23423469.jpg

建物の間口は狭く、「は?」という感じでしたが、奥行きが深く、1階から3階までの常設展はオールドノリタケをはじめとする瀬戸焼、萬古焼、有田焼など。また高浮き掘りの技法で有名な墨田焼、眞葛焼、地肌に特徴のある石目焼き、そしてコラレン技法、七宝など日本の代表的な陶磁器が展示してあります。

f0062031_23433794.jpg


f0062031_23440662.jpg


f0062031_23442395.jpg


f0062031_23443830.jpg
そして4階では企画展「カップ&ソーサー展」が催されていました。
明治大正のころに制作されたものがほとんどでしたが、その頃の日本はコーヒーや紅茶を飲む人がほとんどいなかったのに、あれだけ素敵なカップが作れたなんて、感動です。
そのころの職人さんたち、どんな思いで作ったんだろうな・・・・なんて考えると・・・・ロマンです。

f0062031_23450355.jpg

全館ともフラッシュをたかなければ写真OKなのも嬉しい!!

[PR]
# by matsurika-art | 2018-04-30 23:36 | 展示会/展覧会のこと | Comments(0)
2018年3月、フランス・リヨンのコンベンションに参加して参りました。
日本からリヨンへの直行便は残念ながらありませんので、どこかで飛行機を乗り換えることになります。
たいていの便はヨーロッパのどこかの都市で乗り換えて、リヨンには同日の夕方から深夜着となります。
パリまで飛んで、そのあとにTGVで移動するという手段もありますが、これまた電車が遅れたりするので私は今回はミュンヘンで飛行機を乗り換えて行くことにしました。
コンベンションの期間は3月15日、16日、17日の3日間。しかし搬入が前日の14日の午後2時から6時までなので、14日着では搬入に間に合いません。
なので私は13日に出発することにしました。

羽田からミュンヘンまで約12時間、トランジットに1時間40分ありスムーズに乗り換えることができました。ミュンヘンから1時間20分の飛行時間でリヨンには到着します。
f0062031_21233629.jpg
リヨンに着いたのが午後8時。荷物が多いので空港からはタクシーでホテルに向かいます。
まだ深夜ではありませんが、何しろ女性の一人旅、去年知り合いのパリ在住の日本人の女性がタクシーで強盗に逢ったことを思い出しちょっと緊張します。

タクシーで空港から約30分、無事にホテルに到着しました。
会場が去年までとは違い、今年は新しい会場となるため、従ってホテルも初めてのところです。

参加者の多くは明日の到着になるので、ほとんど見かけません。ってあまり大きなホテルではないのでまずはその辺をうろうろしていることはありませんが・・・・・。
ここまで東京の家を出発してから約20時間、一人旅なのでいつも緊張していたのであまり疲れは感じませんがそれでもちょっと疲れました。
レストランは9時半までということでしたが、それよ何いより、靴を脱いで服を脱いでお風呂に入りたい。

搬入日
時差ボケって不思議なものです。頭では「あ、今、朝なのね」と思うのですが、胃袋はごまかせないのです。
朝食をとりにレストランに行くと、妙にお腹が空いていることに気が付きます。なんてったって日本は今夕方なのですから。
あれも、これも、とお皿に取り分けると・・・・・あら~、ちょっと恥ずかしいくらいの食欲です。
f0062031_21252539.jpg


午前中は暇なのでリヨン美術館に行くことにしました。フロントで行き方を聞くと地下鉄の駅まで歩いて地下鉄で3駅だということです。
駅まで歩くのにGoogleマップはとても便利です(笑)。地下鉄を降りても日本語で誘導してくれますから。

美術館の前には子供達が並んでいました。パリの美術館でもそうですが、こんな小さなうちから本物を見られるなんて何て幸せなことでしょう。
f0062031_21261100.jpg

美術館の仲はフラッシュをたかなければ撮影OKです。古代エジプトから始まりかなりの収蔵品です。
中庭を挟んで回廊式になっていて、とても広いし、しかも見学の人があまりいないのでゆっくりと鑑賞することができます。
f0062031_21263880.jpg

f0062031_21270037.jpg

f0062031_21272598.jpg

f0062031_21273906.jpg


f0062031_21275625.jpg


f0062031_21281289.jpg


f0062031_21284101.jpg

お腹がすいたのでランチにしようと美術館のカフェにいくと、メニューがフランス語しかなく、しかも黒板に手書きなので何が何だかさっぱりわからず佇んでいるとかわいいウェイトレスの
お姉さんが声をかけてくれ、英語で説明してくれました。
そういえば朝、生野菜がなかったなぁ、とサラダを注文。鴨肉の入ったのサラダは最高に美味しかった!!しかも白ワインも!!!フランスという国は呑兵衛にはたまりません(笑)。

f0062031_21291483.jpg


f0062031_21292761.jpg

ほろ酔い気分でホテルに戻り、荷物を持って会場に向かいます。会場はホテルから約200メートル。回りは住宅街でなんにもありません。「去年の会場のほうがよかったなぁ・・・・」と思ったのは私だけではないはずです。

f0062031_21303394.jpg

レジストを済ませ、コンペの作品を提出し、自分のブースに行くともうみんな到着しています。再会の挨拶をして準備にとりかかります。
今年のコンペのテーマは「Mythical creature of the tales and legends」で「物語や伝説、神話の中の生き物」です。ペガサス、ユニコーン、ガネーシャ、人魚?、なんだかよくわからないもの・・・・
本当にさまざまです。
私は・・・へへ・・・・私の好きな手塚治の「火の鳥」をイメージしました。昔、夢中になって読んだっけ。
あ、私、初版本を持っているんですよ~、なんていうと歳がバレるか・・・・・・。

提出すると名前のところにシールを貼らて誰が描いたかわからないようにします。
作品は一応は撮影禁止となっているので、あまり大っぴらに撮影することはできません(笑)。

去年までの会場は2階と3階に分かれていましたが、今年は1フロアーなのでとても見やすいです。ちょっと空いた時間にあちことのブースを覗くのも簡単にできます。これはいいと思いました。
私のブースはBの隣にとってあります。フランス語のできない私に気を使ってベアトリスが主催者にリクエストしてくれました。

f0062031_21314033.jpg

6時までにセットアップを済ませると会場の隅でウェルカムパーティが始まります。
ワインにソフトドリンクにハム、チーズ、パンなどの軽いおつまみが出て、そこで参加者同士が思い思いに挨拶をしたり歓談をします。もちろん初めてお会いする人もいます。

この時点で、日本は夜中の2時過ぎ。まだ時差が日本時間とフランス時間の間にいる私にとっては睡魔との戦いです。ウェルカムパーティのあとの夕食のお誘いを丁寧にお断りして、明日に備えて
早々にホテルの部屋に戻りました。
f0062031_21321941.jpg

 
f0062031_21330593.jpg

コンベンション1日目
開場は10時ですが、20分前に会場につくともうたくさんの人が並んでいます。天気は曇りであまり暖かくはありませんが初日とあってたくさんの人が訪れています。
私はオープニングの前に他のブースを一回り。ここはペインターのブースも多いけれど業者さんのブースもたくさん出ています。
あちこちで「マスクある?」と聞いて回り、気に入ったマスク(仮面)をまずゲット。

f0062031_21334397.jpg


f0062031_21340442.jpg

教の初日は人がとても多く、しかも私は午後一番にデモンストレーションがあったのでお昼を食べそこなってしまいました。慌ててスタンドに行くともう食べ物は無いとのこと。ポテトチップしかないよと言われ、仕方なくポテトチップとビールでランチにしました。
ま、ワタシ的には許せますが・・・・・(笑)。

f0062031_21344382.jpg

今日の夕食はお友達が素敵なレストランを予約してくれました。ここもメニューはフランス語のみなので、私とアメリカ人のためにみんながワイワイとメニューの説明をしてくれます。
私が選んだメインディッシュは鴨肉のコンフィ。これがまた絶品でした。なんてったって、お昼はビールとポテチだけだったんですから、美味しくない訳がありませんが。
何とか、胃袋もフランス時間に慣れてきたのでしょうか。

f0062031_21355669.jpg


f0062031_21361193.jpg


コンベンション2日目
今日は雨が降っているので昨日ほど人は多くありません。時間がちょっとできるので回りのブースを見て回ります。かなりの数のブースが出ています。アーティストブースも、いろんな材料や白磁を売るお店もかなり多いです。日本では見たこともないような変わった白磁も売っています。
あれも、これもう買って持って帰りたいけど、残念ながら無理な話です。私はコンペの作品以外にも自分のブースに展示する作品も持ってきているので荷物にあまり余裕がありません。本当に残念です。

f0062031_21364319.jpg


f0062031_21370057.jpg


f0062031_21372349.jpg

今夜はガラパーティがあります。
私は去年はパスしましたが、今年は参加することにしました。考えてみたら今年は私はアジアから参加したたった一人のペインター。日本人ここにありとアピールをしておかないと(笑)。
ガラパーティの参加費、ヨーロッパのペインターたちは「高い」と言います。確かに高いと思います。そのせいかコンベンションの参加者は多いのにパーティの参加者は年々少なくなっているようです。パーティの席でコンペの受賞が発表されますが、受賞しても不在の場合が多いです。私も去年そうでした。
まぁ、不在でも賞をくれるんだから公平と言えば公平なのでしょう。


f0062031_21384029.jpg

今年は「Prix d' Excellence」(優秀賞)を頂きました。
こうして何度も賞を頂けるのは本当にラッキーなことです。私はコンペティションに参加するのは参加者としての礼儀と思い参加していますが、毎年課題に沿ったデザインを考えるのは楽しいことです。
ヨーロッパからの参加者だとディスプレイに凝ったり、フレームに凝ったりと、大きなものを運んできますが、私みたいに遠い国からの参加だと大きなものを持っていくわけにはいかず、小さな作品でいかに見栄え良く仕上げるかが大切になってきます。
毎年イタリアからペインティング学校の人たちが参加してごっそりと賞を持って帰ります。イタリアの人はとてもデザインが優れていますが、ディスプレイもすごい。
勉強になります。

コンベンション最終日
今日はコンペの作品に名前がついています。
審査が終わるまでは名前は見えないように隠してあるのですが、昨夜発表になったので今日は作品の前に名前を書いたカードが置いてあります。
そして、昨夜のガラパーティに出席しなかった受賞者の作品の隣にはトロフィーが置かれています。本当に親切です。

今日は来場者も少ないのでゆっくりと皆さんの作品を鑑賞します。一応撮影禁止とはありますが・・・・・(笑)。

f0062031_21443404.jpg


f0062031_21445580.jpg


f0062031_21454632.jpg


f0062031_21460776.jpg


f0062031_21463689.jpg


f0062031_21465949.jpg

5時の終了時間になると一斉にかたずけ始めます。

今夜は例年通り、モニックさんのお宅でディナーにご招待をされています。
毎年お招きいただいているので本当にうれしいです。

今年はモニクさんご夫婦とお嬢さんを含めて総勢15人です。
午後8時にお宅に伺い、8種類のオードブルとシャンパンを頂きながら談笑し、そのあとにテーブルに案内されます。

f0062031_21474924.jpg

今年もテーブルセッテイングがとても素敵です。毎年、メニューが志向を凝らしたものですが、今年は特にすごい。
手作りのお人形に名前が書いてあり、その裏にメニューが張り付けてあります。しかも、そのお人形の色はその人の好みの色をつけたんだとか・・・・・。
今年は急なご病気のために来られなかった方が一人いて、その人の分もちゃんとあります。
本当に素晴らしいホスピタリティーです。
お料理担当はもちろん、例年通りご主人さまです。


f0062031_21484814.jpg


f0062031_21490903.jpg

メインディッシュを頂くころには私のお腹はパンパン。しかしそのあとのチーズ、今年はこれもいただいてしまった。
デザートを頂くころにはもう午前1時近く。

f0062031_21500127.jpg


f0062031_21503194.jpg
この人たちはいったい何時まで食べるんだろう・・・・・?
日本時間はもう朝だよなぁ・・・・・なんて思いながら食べ続けてていました(笑)。


f0062031_21515205.jpg


f0062031_21520891.jpg

毎年思うのですが、こんな素敵なグラス、しかもものすごい数。
洗うのたいへんだろうなーーー、って、マジ思ってしまう、貧乏性の私。


f0062031_21523627.jpg


f0062031_21531295.jpg

最終日
あさ、みんなとお別れをして、今日の夕方の飛行機で帰路につきます。
時間があったのでアメリカ人のNさんご夫妻と一緒にリヨンの旧市街へ観光に行きました。
何度もリヨンには来ているけれど、観光ってあまりしたことがありません。ぶらぶらとお店をのぞいたりショッピングをして過ごしました。
お昼過ぎにこれからマルセイユに行くというご夫婦と別れ、さて私もいよいよ帰ります。


f0062031_21533384.jpg

今年は駆け足のリヨンだったけれど、とても良い出会いもありましたし、それなりに楽しい思い出もたくさんできました。
また来年来られたらいいと思います。




















[PR]
# by matsurika-art | 2018-03-23 21:54 | 海外のコンベンション | Comments(0)

2018年

新年おめでとうございます。

2018年になりました。
毎年感じるのですが、月日の経つのがとても速くて・・・・・
最近特に速いような・・・・・・・

2017年を今更ながら振り返ってみると、それはそれなりに忙しかったのですが、一つだけ決めたことがありました。
それは、夜になったらなるべく絵を描かないことにしたのです。・・・・というのは、老眼が進んでしまい夜はあまり良く見えないことに気が付いたからです。
そのせいか、テレビを見るようになりました(笑)。

それと、水泳は続けています。
毎晩(できれば)1000メートル泳ぐことを自分に課し、ストイックに頑張っています。が、あまり瘠せません。安心して食べてしまうからなんでしょうか?

映画はよく観ました。私が通っているジムが月曜日お休みなので、月曜日の夜にレイトショーで見ます。最近は邦画が面白いと思うので、邦画をよく見ます。
先日観た鎌倉物語は、私的には面白いと思いましたが、横で夫が爆睡していました。

さて2018年、どんな年になるのでしょうか?
もうすぐ家族が増えるので、わくわくします。
それに今年は秋に個展を予定していますから、ちょっと忙しくなりそうです。

また新しい出会いがあることを期待して、今年も頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
f0062031_01300373.jpg




[PR]
# by matsurika-art | 2018-01-01 18:03 | 日記 | Comments(0)

スイスのマガジン

スイスのマガジン「Porcelain Flash」に8ページ掲載されました。
依頼を受けたとき、「あなたの好きな作品」と言われましたが、何か私らしいものを、と思い今までに描き貯めて(?)いた仮面をメインに出させていただくことにしました。
写真を送るとメールが返ってきて「なぜあなたは仮面を描くのか教えてほしい」と聞かれたので私の仮面に対する思いをのべさせていただきました。
…なぁんて言っても、大した理由があるわけではありませんが(笑)。
世界中にはたくさんのマガジンが発行されていてちょくちょく掲載していただきますが、ここのは私の知っている限りでは作品自体は勿論のこと写真のクオリティも一番高いのでちょっと緊張します。

前回掲載していただいたときには自分で写真を撮りちょっと後悔したので、今回はプロのカメラマンさんにお願いしました。

f0062031_00150045.jpg
f0062031_00160500.jpg
f0062031_00164790.jpg
f0062031_00171184.jpg
f0062031_00173007.jpg
f0062031_00175592.jpg
f0062031_00181707.jpg
f0062031_00212253.jpg

[PR]
# by matsurika-art | 2017-11-28 00:27 | 掲載されました | Comments(0)

フランス人間国宝展

フランス人間国宝展・・・・・・・・広告が私のfacebookのページに何度も何度も掲載されるので気になって出かけることにしました。
f0062031_22433708.jpg
上野の東京国立博物館に着いたのが午前10時半、平日なのに駅を降りた時点で人がごった返していたので覚悟はしたものの、入り口に到着して改めてびっくり。
切符売り場は中高年のおじさまおばさまたち(私もそうだが)でごった返しており、係員が「入場は二時間ほどお待ちいただいております」とのこと。考えたらいま運慶展をやっているのです。
私は窓口で「フランスの・・・・」というと、「あ、すぐに入れます」とのこと。どうもフランスなんちゃらはあまり人気がないらしい。
f0062031_22453831.jpg
本館隣にある表慶館は明治時代末期に建築された美しい洋風建築です。
日本の通称「人間国宝」にならい、フランスにおいて「メートル・ダール」という称号がつくられ、今回はその認定を受けた作家さんたちの作品展です。
ジャンルは陶器、革細工、金工、テキスタイル・・・・などなど、15のジャンルからの出品でした。
が、会場の一部がとてつもなく暗く(私は暗すぎだと思う)、あまりものがよく見えないのが残念でした。確かに作品はとても素晴らしく、どれもこれも卓越されたものではありましたが、作品の数のバランスは・・・・・どうなんだろうなぁ・・・・・・。なんでこれだけ同じようなものがゲップが出るくらい並べられるの?というジャンルもあれば、「え?これだけ~。」というジャンルもあったり。
それでも私が個人的に感動したのは、折り布と扇でした。扇作家のシルヴァン ル グエンさんの作る扇の素晴らしいこと!
私もあんな扇が作れたら楽しいだろうな、なーんて思ったりして。

天気の良い秋の一日、色づき始めた葉を眺めてのんびり歩けたのは良かった。

でも、入場料1,400円はちょっと高かったかも・・・・・・・。ごめんなさい。
f0062031_22465990.jpg


[PR]
# by matsurika-art | 2017-11-09 22:51 | 展示会/展覧会のこと | Comments(0)
ちょっと遅くなりましたが、今年のマスタークラブの展示会の様子をお話ししましょう。
8月28日、29日、品川のTKPガーデンシティ(旧パシフィックホテル)で開催されました。
2年ぶりの東京開催です。
マスタークラブとは、独自のマスターコース、IPATのマスターコース、又はそれに匹敵する海外の絵付けのコースを修了した会員で構成されています。
展示会は東京、関西、北海道のいずれかで毎年開催されます。
f0062031_22222649.jpg
f0062031_22233132.jpg
会場には会員たちの個性あふれる作品が並びます。
ご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

そのほかに共通課題が展示されます。
今年の共通課題は「タイルに描く」です。
普段パレットとして使っている15㎝角のタイルに自由な課題で取り組んでいます。
15㎝の世界をどう表現するか・・・・・個性的で魅力的な作品が並びます。
f0062031_22240401.jpg
そして去年の共通課題、「カップソーサーに単色で描く」が並びます。

デモンストレーション、海外のアーティストブース、体験コーナーと盛りだくさんの展示会でした。

会期中はたくさんの方に足を運んでいただき有難うございました。


そして最終日はガラ(打ち上げ)パーティ。
今年も浴衣パーティになりました。
f0062031_22244883.jpg
そして、最後にみんなで花笠音頭を踊ってお開きとなりました。







[PR]
# by matsurika-art | 2017-09-16 22:29 | 展示会/展覧会のこと | Comments(0)

描きかけのポートレート

何年も前に描きかけて、一回だけ焼成したまま戸棚の隅に追いやっていたポートレートがあることを忘れていました。
先日アトリエの掃除をしていて発見しましたが、どうも描く気にはならず「捨ててしまおうかな・・・・・」と思っていましたが、「いくら描きたくなくっても修行のつもりで描いてみよう」、なーんて思い始めて筆をとりました。
有名な絵なのでいろいろな人が模写をしています。
私もその子の表情が好きで描き始めたわけなのですが、どうもうまくいかない。
髪の毛がイヤ、リボンの質感が難しい、洋服の深い色が出ない・・・・・・・
で、こんなところで許してもらおう。
f0062031_00175199.jpg

[PR]
# by matsurika-art | 2017-08-22 00:20 | 絵付けに関すること | Comments(0)

今年の九谷

今年も夏休みに入る前に九谷のお稽古をしました。

焼呉須に弁柄を少し混ぜて線描きをします。
そのあとに九谷の絵の具をのせていくのですが、いつも扱っている洋絵の具とは違い焼成前はとんでもない色をしているので注意が必要です。
もう何度もやっているはずなのに色を間違えそうになったりと・・・・・
f0062031_01094617.jpg

デザインは、各自で考えていただきました。
古典的なものからモダンなものまで、よくまあこんなに思いつくものだと、感心してしまいます。
f0062031_01110620.jpg


[PR]
# by matsurika-art | 2017-08-17 01:17 | 絵付けに関すること | Comments(0)

ヴォーグ社セミナー


今年も(株)日本ヴォーグ社で特別セミナーをいたします。
全3回のコースで(7月5日(水)、19日、8月2日)、
螺鈿風の蓋物、ホワイトマット盛り、ゴールドレース盛りの3点を仕上げます。
白マット盛りは「ホワイトタッチ」で、去年よりもしっかりとした盛り方を学びます。ゴールドレース盛りは「ゴールドタッチ」といい、どちらもオリジナルの材料になります。
ご興味のある方は お電話 0120-923-258 スタジオ キルン アートまでお申し込みください。
f0062031_239260.jpg

[PR]
# by matsurika-art | 2017-06-25 23:10 | 特別セミナー | Comments(0)

セーブル窯

リヨンのコンベンションの後にセーブル窯を訪れる機会がありました。
f0062031_105753.jpg

パリ郊外のセーブル駅の前にあるフランス陶芸美術館はポンパドゥール夫人のために建てられた古いお城でたたずまいも美しく、セーブル焼きをはじめとする大変優雅なフランスの陶磁器を鑑賞することができます。
f0062031_113922.jpg

今回はその奥にあるファクトリーを見学する機会に恵まれました。
セーブル窯は18世紀にルイ15世により王立窯として生産を始めました。当初は軟質磁器しか生産できませんでしたがリモージュ近郊でカオリン鉱床が発見されてから真正の硬質磁器が生産されるようになりました。
フランス革命のときに破壊されて閉窯しましたが、その後ナポレオン1世によって再建され19世紀に国立セーブル陶磁器製作所になり現在に至っています。
f0062031_125094.jpg

セーブル、といって誰もが思い描くのはあの深い青と絵画のような絵付けと金彩を施されたゴージャスな食器ではではないでしょうか。
f0062031_133058.jpg

工場の中は大部分の人が休暇中だとかいってとても静かでしたが、私たちが見学に行くという連絡が行き届いていたようでひと通りの工程を見せていただくことができました。

f0062031_15533.jpg

磁器を作る工程は日本でもどこでもだいたい同じようなもので特に驚くようなものはありませんでしたが、あのセーブル特有の青を施している過程はとても面白いと思いました。

f0062031_164171.jpg

あの青は下絵ではなく、イングレーズなのです。しかもスポンジではなく大きな太い刷毛でたたくように塗ります。もちろん一回目は筆跡が残り御影石のようなパターンが残ります。同じように3回繰り返すとあの深い青になります。
かといって3回とも高温で焼成するわけではありません。2回は低温で焼き最後に1300度で焼成します。

f0062031_1114086.jpg

驚いたのははみ出した絵の具を拭き取るのは綿棒や布ではなく両刃のカミソリを使っていました。薄い刃をお皿のカーブに沿ってしならせて拭き取るのはまさに職人技。

f0062031_1124927.jpg

それとあのゴージャスな金彩。純金を施して焼成した後に金彩の職人さんが下絵を写し、下絵に沿って瑪瑙などのたくさんの器具を使って磨いて模様を浮き立たせるのです。
とても緻密で大変な作業です。

f0062031_1134912.jpg

いまは生産量の75パーセントが国の為に使われ、市場にでるものは本当に少ないということです。

f0062031_1142625.jpg

博物館のほうは開館していれば誰でも見られるのですが、この時は見学者がほとんどおらず、じっくりと鑑賞することができました。パリの美術館などはいつ行ってもものすごい人ですが、ここはパリからちょっと離れているので本当に好きな人以外の観光客は来ないのでしょう。
キャプションはフランス語表示しかないのが難点ですが、駅からもすごく近いし、お薦めです。

f0062031_117369.jpg

f0062031_1172018.jpg

f0062031_1174554.jpg

f0062031_118333.jpg

[PR]
# by matsurika-art | 2017-04-30 01:20 | 展示会/展覧会のこと | Comments(0)

ポーセリンアート(上絵付け)に関するちょっとした話題、ささやかな日々の出来事などを気ままに綴っています。


by matsurika-art