2011年 01月 01日
新年おめでとうございます
HPはこちらからお入りください
明けましておめでとうございます。
今年も健康で良い年でありますように、心からお祈りいたします。
今年の年明けは寒波の影響で北陸のほうは大へんなことになっているようですが、東京はよく晴れて穏やかなお正月を迎えました。
さて、私の一年はどんな年になるのでしょうか・・・・・?
去年の初めに「今年は生涯で一番忙しい年になりそう。」とブログに書いたことを自分で覚えていますが、本当にそうでした。
去年はマスタークラブの10周年の記念展示会の役員の仕事もありました。外国のコンベンションに参加し、あちらこちらでデモンストレーションを
しました。たくさんの人との出会いがあり、交流も生まれました。
本当に、私にとっては忘れられない年になりました。
今年は、まず去年から続いている仕事があります。
まえにちらっとお知らせしましたが、今年の春に新しい本が刊行されます。いまはその原稿書きに追われているのです。
よく「自費出版されるって、大変でしょう?」と聞かれますが、有難いことに今までの私の本は自費出版ではないのです。
自分でお金を出したのではなく、むしろ頂いております(笑)。本当に幸せなことです。
おまけに「○○部引き取って下さい。」ということも言われたことがありません。まったくのフリーです。
ですからせめて微力ながら販促のお手伝いをさせていただくことにしています。
外国のコンベンションに行ったときに宣伝するとか・・・・・。日本のペインターにも紹介するとか・・・・・。
しかし、今度の本は日本の出版社からの依頼ではありません、ドイツの出版社から出版されます。
一年半ほどまえに、どこかで私の作品を目にした編集者からメールをいただき、仕事の依頼をされました。でもその時にはちょうど「ポーセリンペインティングの贈り物」のための作品を制作中だったので「すぐには無理です。」とお答えしました。
そしたら「今の仕事が一段落したら。」」ということで話がまとまり、私たちはその間メールのやりとりをしながらお互いに信頼関係を築きあげました。
いざとりかかってみると、日本のそれとはだいぶ仕事の運び方が違うのには驚かされました。
まず、こと細かに書かれた何枚もの契約書が送られきました。私も不明な点をチェックし、お互いが納得したうえで正式な契約となりました。さすがにドイツだと思いました。
掲載作品についてもそうです。
今までの場合、ほとんどが手持ちの作品を中心に進めましたが、今度の場合時々「こんな感じの作品を描いてくれないか。」などの注文がきます。
ついつい私のrespectするPeter Faustの作品に似てしまったりすると「これはPeterの作品に似ています。もっとあなたの個性で描いて下さい。」などどピシャリと言われてしまいます。
結局私は去年一年間で30作品以上を描きましたが、その中でも「ボツ」にされたものも何点かあります。
そのほかにデモのための作品を入れると去年はいくつ描いたのかわからなくなります。
キツかったけれど、それはそれでとても勉強になりました。
編集長のAndreaとは5月のイタリアのコンベンションで初めてお会いしましたが、予想通りの素敵な女性だったのでホッとしました。
彼女は9月に日本に来て、それまでに出来上がった作品の写真撮影に立ち会いました。カメラマンは日本人のH氏にお願いしたので、まだ仕上がっていないぶんの撮影は12月の初めにH氏と私で遂行しました。
H氏が私のアトリエに機材を運んで来て、9月と12月の2日間はアトリエが撮影スタジオになったわけです。
12月に撮影データをドイツに送り、ドイツで今レイアウトの作業と、日本で私が原稿を書いています。原稿は私の下手な英語を翻訳の女性が正しい英語とドイツ語に翻訳し、さらにそれをフランス語に翻訳するというすさまじいものになるらしいですが、伝言ゲームみたいに最後には私の書いた内容と全く違ってしまうことになったらどうしましょう。心配です。
言語は英語とドイツ語とフランス語のトリリンガルで出されるそうで、残念ながら日本語はありません。
でも少しは日本でも売られる本なので、日本語を何とかつけなければと只今検討中です。
しかし残念なことがひとつあります。
いまユーロがとても安いので、私が頂く報酬もユーロで振り込まれるわけですから、それを銀行で円に換金して入金されると、とても損した気がします。先日もカメラマンのH氏と「仕方ないよね~。」と嘆きました。
でもこんなこと、めったにできない経験ですから、贅沢言ったらバチがあたりますね。
ドイツには昨日の夜に「日本では新年の3日間は誰も働かない事になっています。」とメールをしておきました(笑)。
これで3日間は安心して過ごせそうです。
ポーセリンアート茉莉花はこちらからどうぞ
明けましておめでとうございます。
今年も健康で良い年でありますように、心からお祈りいたします。

今年の年明けは寒波の影響で北陸のほうは大へんなことになっているようですが、東京はよく晴れて穏やかなお正月を迎えました。
さて、私の一年はどんな年になるのでしょうか・・・・・?
去年の初めに「今年は生涯で一番忙しい年になりそう。」とブログに書いたことを自分で覚えていますが、本当にそうでした。
去年はマスタークラブの10周年の記念展示会の役員の仕事もありました。外国のコンベンションに参加し、あちらこちらでデモンストレーションを
しました。たくさんの人との出会いがあり、交流も生まれました。
本当に、私にとっては忘れられない年になりました。
今年は、まず去年から続いている仕事があります。
まえにちらっとお知らせしましたが、今年の春に新しい本が刊行されます。いまはその原稿書きに追われているのです。
よく「自費出版されるって、大変でしょう?」と聞かれますが、有難いことに今までの私の本は自費出版ではないのです。
自分でお金を出したのではなく、むしろ頂いております(笑)。本当に幸せなことです。
おまけに「○○部引き取って下さい。」ということも言われたことがありません。まったくのフリーです。
ですからせめて微力ながら販促のお手伝いをさせていただくことにしています。
外国のコンベンションに行ったときに宣伝するとか・・・・・。日本のペインターにも紹介するとか・・・・・。
しかし、今度の本は日本の出版社からの依頼ではありません、ドイツの出版社から出版されます。
一年半ほどまえに、どこかで私の作品を目にした編集者からメールをいただき、仕事の依頼をされました。でもその時にはちょうど「ポーセリンペインティングの贈り物」のための作品を制作中だったので「すぐには無理です。」とお答えしました。
そしたら「今の仕事が一段落したら。」」ということで話がまとまり、私たちはその間メールのやりとりをしながらお互いに信頼関係を築きあげました。

まず、こと細かに書かれた何枚もの契約書が送られきました。私も不明な点をチェックし、お互いが納得したうえで正式な契約となりました。さすがにドイツだと思いました。
掲載作品についてもそうです。
今までの場合、ほとんどが手持ちの作品を中心に進めましたが、今度の場合時々「こんな感じの作品を描いてくれないか。」などの注文がきます。
ついつい私のrespectするPeter Faustの作品に似てしまったりすると「これはPeterの作品に似ています。もっとあなたの個性で描いて下さい。」などどピシャリと言われてしまいます。

そのほかにデモのための作品を入れると去年はいくつ描いたのかわからなくなります。
キツかったけれど、それはそれでとても勉強になりました。
編集長のAndreaとは5月のイタリアのコンベンションで初めてお会いしましたが、予想通りの素敵な女性だったのでホッとしました。
彼女は9月に日本に来て、それまでに出来上がった作品の写真撮影に立ち会いました。カメラマンは日本人のH氏にお願いしたので、まだ仕上がっていないぶんの撮影は12月の初めにH氏と私で遂行しました。
H氏が私のアトリエに機材を運んで来て、9月と12月の2日間はアトリエが撮影スタジオになったわけです。
12月に撮影データをドイツに送り、ドイツで今レイアウトの作業と、日本で私が原稿を書いています。原稿は私の下手な英語を翻訳の女性が正しい英語とドイツ語に翻訳し、さらにそれをフランス語に翻訳するというすさまじいものになるらしいですが、伝言ゲームみたいに最後には私の書いた内容と全く違ってしまうことになったらどうしましょう。心配です。
言語は英語とドイツ語とフランス語のトリリンガルで出されるそうで、残念ながら日本語はありません。
でも少しは日本でも売られる本なので、日本語を何とかつけなければと只今検討中です。
しかし残念なことがひとつあります。
いまユーロがとても安いので、私が頂く報酬もユーロで振り込まれるわけですから、それを銀行で円に換金して入金されると、とても損した気がします。先日もカメラマンのH氏と「仕方ないよね~。」と嘆きました。
でもこんなこと、めったにできない経験ですから、贅沢言ったらバチがあたりますね。
ドイツには昨日の夜に「日本では新年の3日間は誰も働かない事になっています。」とメールをしておきました(笑)。
これで3日間は安心して過ごせそうです。
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by matsurika-art
| 2011-01-01 16:25
| 著書のこと