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アンパンマン列車

10月の末、アンパンマン列車に乗ってきました。
数日前都内に住む息子から電話があり、アンパンマンが大好きな二歳の孫を連れてアンパンマン列車に乗りに行くとのこと。
「あ、いいね、行ってらっしゃい。」というと、奥さんは生後4か月になったばかりの二番目の子供を連れて行くのは嫌だというので代わりに私に行かないか、と。
子守か~、と思ったけれど、その前に、なんでいつも息子の予定は急なんだろ。
「で、どこなの?」という問いに「四国、日帰りもできるよ。」という答え。さすがに日帰りは嫌です!
とはいっても孫とのお出かけは楽しいものです。
アンパンマン列車は何本か四国を走っていて今年20周年だとか。私としては「へ~え、」という感じですが。
羽田から徳島に飛行機で行って、まず徳島駅から阿波池田までのアンパンマン列車に乗りました。
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アンパンマン列車は何パターンかあって、今回乗ったのは普通の特急列車にアンパンマン列車の車両が2両ついていて1両は客席でもう1両はプレイルームになっています。
お世話のおばさんがエプロンをつけて2名乗車してます。なんともはや楽しい車両です。
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もちろん全席指定で、乗り込んだ時からアンパンマンづくし。これは子供にはたまらないでしょう。
最初はブラインドが閉まっていて、それも開けるのがもったいないくらい。
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予約してあったランチボックスを開けると、ほら、こんなに楽しい。
もちろん大人の私たちは徳島駅で大人用のお弁当を買いましたが。
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私は最初は「え~、アンパンマン列車~?」なんて馬鹿にしていたけれど、そのホスピタリティには驚きでした。
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あっちをむいてもアンパンマン、こっちを向いてもアンパンマン、で興奮のうちに阿波池田に到着しました。
ここから普通の特急電車で大歩危まで行きます。
大歩危では息子が私に気を使ったのか観光タクシーを予約してくれていて、次に乗るアンパンマン列車までの3時間、大歩危観光をしました。
川下り船に乗り、かずら橋に着きました。
かずら橋は逃げ延びた平家一族が作ったという木と蔦で作られたつり橋です。下を見ると足元がスカスカで落ちたらエライことになります。
というか、死ぬよ!
息子は爆睡している孫娘を抱っこして渡ります。落とすんじゃないかと私はハラハラしながら後ろを渡りました。写真を撮ろうとしたけれど、私は両手でつかまりながら渡るのが精いっぱいで写真どころではありませんでした。
怖かった~。
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大歩危から高知までまたアンパンマン列車です。
今度の車両はちょっと違います。客席はもちろんアンパンマンですが・・・・・
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プレイルームではなく、もう一両のトイレ車両がアンパンマンづくしになっているのです。
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大興奮のうちに高知駅に到着しました。
高知のホテルもほら、ロビーには大きなアンパンマンとバイキンマンが鎮座しています。
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そういえば、高知と言えば坂本龍馬!、だよね。
確かに駅前に坂本龍馬の銅像はあったけれど、駅の構内も駅前もアンパンマンで一杯だったし。
アンパンマン、坂本龍馬を食っちゃったね!!!

次の日は土佐山田駅まで電車で行ってバスを乗り継いで香美市にあるやなせたかし記念館・アンパンマンミュージアムへ。
バスも、もちろんアンパンマン。
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孫は入り口でアンパンマンと同じマントを頂いて大喜びです。
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3階にはやなせ先生の絵や昔のセル画を撮る機械も展示されていて、大人も楽しめるミュージアムでした。
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1泊2日の弾丸に近い”アンパンマン列車に乗る旅”でしたが、その間、孫は何百回「アンパンマン!」を連呼したことでしょう。
それに、孫と息子との3人旅なんてもう2度とする機会はないだろうと思うと、いくら急とはいえそんな機会をくれた息子に感謝です。
帰りの飛行機の窓からは夕暮れの富士山がきれいに見えました。
疲れたけれど、本当に楽しい旅でした。
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by matsurika-art | 2020-11-09 15:01 | 日記