2022年 12月 14日
3年ぶりのタイへ
11月の末からタイに旅行をしてきました。
コロナも少しずつ落ち着いてはきたものの、世界中のあちこちで治安が悪くなっていると聞きますし、しかもどうしようもない円安!
そんなことを考慮しながらまずどこに行こうかと考えた結果タイがいいのではないかということになり、とりあえず
バンコク往復便をずいぶん前に予約しました。
仕事のスケジュールと照らし合わせ8日間の日程で航空会社はタイ航空。
それからしばらく旅程を考えた結果、今回はますチェンマイに行くことにしました。
バンコクからチェンマイは飛行機で1時間半ほどでLCCなどいろんな航空会社が就航していますが、スムーズな乗り継ぎを考えたら同じタイ航空を使うのがベストです。
バンコクで荷物をピックアップすることなくそのままチェンマイまで運んでくれます。
5回目のワクチン接種をして出かけました。
バンコクのお友達には、デモンストレーションをしてくれないか、と言われましたが「今回ばバカンスだから許してね。」と丁寧にお断りしました。
それでも私が行くとなったら、あれを買ってきてくれ、これを買ってきてくれ、と絵付けの材料をたくさん頼まれ、私はまるで運び屋のようになりました。
11月28日のお昼前に成田を出発しました。
実は私、直前に憩室炎を患い、お医者様からぎりぎりで旅行の許可を頂いたので食べ物には気を付けなければなりません。
でも、Cクラスに乗る時はやはりシャンパンから出発したいですね。
富士山が見えるかと窓際の席を予約したのに、あいにく雲が多くて富士山は見えませんでした。残念、残念!
成田空港からバンコク スワンナプーム空港までの飛行時間は7時間20分、のはず、でしたが何と、55分も早く到着してしまいました。
チェンマイの乗り継ぎが2時間の予定だったので余裕、余裕、と思っていたら、3時間もの乗り継ぎ時間。退屈、退屈~になってしまいました。
結局バンコクからの出発も遅れて、チェンマイ空港に着いたのは夜の9時頃になってしまい、もう空港の外貨両替所はどこも開いていませんでした。
しかし手元にタイバーツが少しあったのでそれでホテルまでタクシーで行くことができました。
タイ北部とは言えども気温は30度くらいありそうです。
11月29日
タイは11月ごろから乾季に入っているので今は雨は少なく、チェンマイの朝はそんなに気温は高くなくとても気持ちのよい気候です。
いつもこの季節にタイを訪れていますが、一年中で一番いい季節のようです。
今日は有名なワロロット市場に行きます。お金の両替も必要です。
移動はぼったくりが心配なタクシーではなく、配車アプリのGrabを初めて使いました。
日本にはないシステムですが、専門のタクシーではなく、登録しているアマチュアのドライバーがタクシーのような役割をするのです。
ですから車種も車の大きさもまちまちで、ある程度は選べるのですがピカピカの車が来るかほどほどの車が来るかはわかりません。
アプリを立ち上げまず行先を指示し、乗る場所を指示すると値段が表示されます。それでOKなら「booking」をタップすると近くにいるドライバーを探してくれます。
ドライバーが見つかるとドライバーの顔写真と車種が表示され、車のナンバーが表示されます。そして待ち時間が何分と表示されます。
さらに地図上にその車の位置が表示されるので、あ、角を曲がった、とかがわかるのです。
清算は登録してあるクレジットカードから引き落とされるので現金で払う必要もありません。
ドライバーに対する評価もするので、そのドライバーがどれくらいの評価なのかを知ることができます。
ヨーロッパやアメリカで使っているUberと同じようなものです。
ワロロット市場は屋内の大きな市場で食品や生活必需品、衣料品や宝石まで売っています。あまりお店が多いので慣れてないと二度と同じお店に行けないかもしれません。
見ると何でも欲しくなりますが、この後バンコクに飛ぶのであまり荷物は増やしたくありません。
お昼はチェンマイ名物のカオソーイを食べることにしました。
カオソーイとは日本でいうカレーラーメンのようなもので、トッピングに鶏肉や豚肉がのるそうです。
市場の人におすすめのお店を教えてもらいとてもローカルなお店に入りましたが、ここが結構おいしくて値段は二杯で180バーツ(720円くらい)。
ここは平打ち麵で骨付きの鶏肉がトッピングされておりココナツミルクの風味が最高でした。
今泊まっているところは旧市街の外側の大きなショッピングモールの近くなのですが、近くにはおしゃれなお店がたくさんあり素敵なところです。
道祖沿いにはナイトマーケットが立ち並びぶらぶらと散歩しながらお店を覗くのも旅の醍醐味と言えましょう。
今夜はやっとタイ料理にありつけそうです。
11月30日
今日はワット スアンドークに行ってみることにしました。googleマップで調べると30分ぐらい歩けば着きそうです。
と歩き出したものの、チェンマイは車の往来が結構あって排気ガスもくさいし、暑さも手伝って結構ばてました。
しかし着いてみるとたくさんの純白の仏塔が立ち並び、それは美しい寺院でした。ここは歴代タイ国王の遺灰が納められているそうです。
本堂も大変美しく、色鮮やかなタイル貼りの柱が並ぶ奥では巨大な青銅の仏堂が堂々としたお姿で立っています。
バンコクの友人とLINEでいつも連絡を取っているのですが、彼女はよくチェンマイにくるのでお勧めのレストランを聞いてそこに行ってみることにしました。
彼女の勧めてくれたレストラン「Hong Tauw restaurant」はミントグリーンが基調のおしゃれな雰囲気のあるレストランです。ちょっとアンティークなインテリアも素敵です。
私はまたカオソーイを注文しました。昨日食べたのとは少し違いますがここもおいしかったです。
タイ料理は辛いのが定番ですが、辛いのが苦手な私でも食べられるように「No spicy,please」といえば激辛は出てきません。
今日はホテルを旧市街に移動します。
grabタクシーを呼んでびっくり! トヨタのハイラックスサーフが来ました。しかもピカピカ!
私も昔ハイラックスサーフに乗っていたので懐かしいのですが、これは荷台が外側でトラックだ。雨降ってたらどうするんだろ?
でも運転手さんは手際よく私たちのスーツケースを荷台に乗せてくれました。問題はありません。
今日から泊まるホテルは旧市街にあるThai Akara Ranna Boutique Hotel. 大きなホテルではありませんがおしゃれなつくりの居心地のよさそうなブティックホテルです。
3時からプールサイドでタイ料理の講習会があるのでどうぞ、と言われ参加してみましたが用意してあるのは日本のタコ焼き機?
「日本の料理に似てるよね」というと、「そう、そう、同じよ」と言われ見てみるとたこ焼きのベースにココナツミルクが入りマッシュルームなどをのせ丸くしないでそのまま焼いたものでした。
他の西洋人のお客さんは珍しがっていたけれど、私的には・・・・どうよ?
でもそれをおつまみに飲むシンハビールは確かにおいしかったです。
今夜は旧市街の外にあるナイトマーケットに行ってみることにしました。
ずーっと並ぶお店を見ながら散策です。
たくさん歩いたのでそこで足のマッサージ1時間。気持ちよかった~!
12月1日
今日はなんかお天気が下り坂のようですが、チェンマイに来ては絶対外せない観光スポット ワット・プラタート・ドイ・ステープ寺院に行ってみることにしました。
しかしその寺院は山の上にあるので交通手段を考えなくてはなりません。ホテルの近くで拾ったトゥクトゥクに言うとソンテウ乗り場に連れていかれました。
ソンテウとはタイの赤い小さな乗り合いバスでチャーターすることもできるのです。
結局、ドイステープと苗族の村と王室のなんちゃらと回って旧市街まで送ってもらって1500バーツ(6000円)で交渉は 成立しました。
10人くらい乗れる車を二人でチャーターしたのですから仕方ありません。
いろは坂のような山道をすごいスピードで走るのでちょっと気持ち悪くなりそうです。
Please drive slower!」というと「OK,OK!」
私は背が低いのでなんてことはありませんが、ソンテウは屋根が低いので背の高い夫にはかなり乗り心地が悪かったようです。
苗族の村はほとんど売店で、確かに街中よりは安いけれど、観光客はまだ少なく、閑散とした感じでした。
それでもここの手作りの刺繍や縫い取りのある小物は美しく欲しいものばかりでした。
ドイステープは黄金に輝く仏塔が美しく、またテラスからの眺めも素晴らしいと聞いています。
寺院の入り口までは高い階段を上らなくてはならないのですが、階段を上がりたくない人はケーブルカーを使うこともできます。
私たちはもちろん、ケーブルカーです。
22メートルもあるという黄金の仏塔には仏舎利が納められています。願い事がかなうというチェンマイ屈指のパワースポットであることは間違いありません。
ここはタイ国内からの観光客もたくさんいてとてもにぎわっていました。
旧市街のワットプラシンまで送ってもらってソンテウとはお別れです。
ワットプラシンはチェンマイ市最大の寺院で、有名なタイの水かけ祭りの際にはここの仏像は台座に乗せられ市内を巡回するそうです。
それから遅いお昼を食べようとSPチキンに行きました。ここはチキンを炭火で焼いているとてもローカルなお店ですが、なんと、ミシュランの星を頂いているそうです。
。チキンは香草を詰めて丁寧に炭火で焼かれています。匂いだけでも美味しいこと間違いなし!
私たちはチキン丸ごと一羽、春雨サラダ、タケノコの煮物、牛肉のスープ、シンハビール、炭酸水を頼みました。
一羽なんで二人で食べきれないかも、なんて心配は無用でした。炭火で焼かれた鶏はとてもおいしかったです。
お会計をしてびっくり。なんと490バーツ!日本円に換算すると1912円。安い!!
これで本当にミシュラン?なんと良心的。
おなかもいっぱいになったのでホテルに戻ることにしました。
ホテルに戻りプールサイドでまったりしていると、なんか雲行きがヘン。
あれれ・・・?と思っているうちに雷が鳴り始め突然すごい雨が降り出しました。
その雨は止むことがなく、今は乾季のはずなのに・・・・・
その豪雨は私が今までにあったことのないくらいのすごい豪雨でした。
ホテルに帰ってきてよかった~。
その雨は夜になるまで止むことはありませんでした・
12月2日
今日はバンコクに行きます。
飛行機の予約が12時10分なのでホテルの人に2時間前に空港に行くようにアドバイスされ、10時に車を呼んでもらいました。
チェンマイは空港と市街とがとても近いので渋滞にでも会わない限りは旧市街から15分ほどで空港に到着します。
航空会社のカウンターに行くと出発時刻が12時30分に変わっていてカウンターが開くのは11時という表示が出ていました。
11時にチェックインするともうすることがありません。お土産物屋さんもたいしてないのでラウンジで待つことにしました。
12時にゲートに行くと「Deley」の表示があり、出発時刻は12時50分に変わっています。
タイあるあるなのでしょうが、日本人の私たちにはイライラします。
結局出発したのが1時10分。バンコクに着いたのが2時40分。
それから空港リムジンを頼んで渋滞に巻き込まれながらホテルに到着したのが4時過ぎでした。
考えてみたらわずか一時間半の道のりを東京バンコク間のフライト時間くらいかけて移動したことになります。
なんだかとっても疲れました。
でも今回のホテル「Pathumwan Princess Hotel」はとてもアクセスが便利そうです。
12月3日
チャオプラヤ河で船に乗りワット・ポー寺院に行くことにしました。
スカイトレインでサバーンタクシン駅まで行き、そこから船に乗ります。
電車の中では「マスクを着けてリラックスして電車に乗ってくださいね」とのアナウンスがあり、周りを見ると全員のタイ人がマスクをしています。
日本と同じです。
でも、西洋人観光客はマスクを着けていません。英語のアナウンスもあったからわかっているはずなのに、なんで平気なんだろう?
そういえば10月にPAマスタークラブの展示会にフランスから来ていたシモナご夫妻がちゃんとマスクをつけていて「マスクは嫌いだけど、その国のルールに従うのは当然」
と言っていたことを思い出しました。教養の違いか、国民性の違いかわかりませんが、タイの人は外ではつけない人も少しはいますが、ショッピングセンターやエレベーターに乗る時などはしっかりマスクを着けています。
ワット・ポーはタイ古式マッサージ発祥の地でマッサージのトレーニングスクールやマッサージセンターがあります。
私たちはここで1時間のタイマッサージの施術を受けました。
1時間490バーツ(1960円)、ずいぶん値上がりしています。
私が初めてタイを訪れたのは10年前ですが、その頃より町がとてもきれいになっています。
バンコクは大都会ですがそれでも電線の束が軒下を這っていたりしていましたが、古いビルが新しくなり、なんてったってトイレにトイレットペーパーを流せるトイレが増えました。
(前はトイレの横のごみ箱に使用済みのトイレットペーパーを捨るところが多かったのです)
ワット・ポーからは新しくできたという地下鉄に乗りホテルまで帰りました。
新しい地下鉄の駅はとても近代的できれいでした。
夜はバンコクのお友達にディナーに招待されています。
今はコロナ禍といえどもSNSで繋がってはいましたが、3年ぶりの再会は本当にうれしいものです。
バンコクの繁華街にあるレストラン「The North」はお友達のひとりの息子さんが経営していてタイ北部のお料理をもとにした創作料理のお店でとても高級そうです。
タイ料理というとドカッとお皿にのってきたり、ご飯とおかずがお皿にのっているようなイメージですがここはまるで懐石料理のように一品ずつお料理が運ばれてきます。
ひとつひとつが見事にデコレーションされ見た目も美しく、一品一品サーブされるとその度に料理長が表れてお食事の説明をしてくれます。
しかしタイ語なので私たちにはさっぱり理解できませんが別のお友だちが英語や日本語で通訳してくれます。
全部で11品、全部食べ終わるまでに3時間かかりましたが久しぶりにお会いして会話も弾み時間を忘れるくらいでした。
12月4日
バンコクのお友達とその娘さんと一日観光をすることになりました。
ホテルの窓から不思議な形をしたビルディングが見えます。まるで崩れかかったようなその形は不安定で、「大丈夫なのかな~」という感じがします。
「あれは何だろう」と夫と話しておりましたら、なんと、今日お友だちがそこの最上階のメキシコ料理レストランへランチの招待をしてくれました。
76階だそうで、高速エレベーターで上がります。
別のおともだちが「何でメキシコ料理なの?」と聞くと「No choice」という答え。
最上階のレストランはメキシコ料理しかなかったのだ、と。
でもそのメキシコ料理は大変美味しく、タイ風だったからでしょうか、もち米が出たりしたのにはびっくりしましたがとても美味しかったです。
76階にあるそこのレストランはバルコニーがあり、しかもルーフトップ。手すりは私の胸の高さぐらいしかないので落ちるのではないかと怖くなります。
食事が終わると螺旋階段を上り展望台へ。
スケルトンのバルコニーは入るのに人数制限をしており靴にカバーをさせられました。
当たり前ですね、みんなでワーッと飛び跳ねたりしたら崩れてしまいますから。
ビルのてっぺんに上るとバンコクの360度のパノラマを堪能できます。
チャオプラヤ川の流れの形がよくわかり、大都会のバンコクが目の前に広がっています。
ここの展望台は上るのに980バーツ(約3920円)かかるそうですがレストランで食事をすれば無料で上がれるそうです。
ここへ来たければメキシカンレストランで食事をしましょう。
しかし、こんな高いところでこんなちゃっちい手すり、日本では考えられないことです。
そのあとは、世界最大の黄金の仏像があるワットトライミットへ。バンコクは何度も来ていて結構いろんなところへ行ったり連れて行ってもらったりしたけれど、ここは初めてでした。
黄金の仏像はピカピカ光っています。
そのあとチャイナタウンを散策しながら素敵なカフェ「Mustang Blue」へ。
ここは看板も無い古いホテルの中にあるカフェで、観光客では絶対に見つからない隠れ家的は¥な、でもとてもオシャレなお店です。
壁や天井はぼろぼろそのままで綺麗とは言えませんが、よく言えばとてもアンティークな雰囲気を出しています。ま、きれいに塗りなおしたらつまらなくなってしまうのでしょう。
この建物は100年以上も経っているそうで、昔は病院であったり売春宿であったりしたそうな。
ここのホテルに泊まったら幽霊にでも出会えるかも知れませんね。
中央に不思議な螺旋階段があり、途中で切れています。
壁からは大きなキリンの首がヌ~ッと出ています。
インテリアのろうそくは、いったい何本溶かしたらこんなになるんだろ?というくらいおどろおどろしく見えました。
お友達の6歳の娘さんはとてもチャーミングでパパと手をつないでトコトコ文句も言わずに歩きます、
私がポケトークを使ってタイ語でお話すると恥ずかしそうにします、
それでもカメラを向けると、ポーズ!
さすがパパ仕込み!
夕方には最近できたというベンチャキティ森林公園を散策しました。
地上から高い道路が公園内を巡り、知床五胡の木道を思い出しました。あれはクマよけのためでしたが、これは見晴らしが良いようにつくってあるのでしょうね。
歩いているうちに日が暮れ始めました。
タイの夕暮れはだんだん暮れていくというよりは突然日が暮れるような気がします。気のせいでしょうか・・・?
12月5日
今日の深夜便で帰国します。
バンコクから日本への帰国のフライトは5時間40分くらいなので深夜便だと寝る時間もないのでなるべく日中のフライトをと予約していたのですが、どうもそれが減便になったらしく深夜便に振り替えられました。
まあ、今日一日もバンコクで遊べるということなので、それはそれで良かったのかもしれません。
ホテルをチェックアウトして荷物を預けた後、今日はアイコンサイアムという大きなショッピングセンターに行ってみることにしました。
今日はラーマ9世(前の国王様)のお誕生日で休日ということもあって街は人でいっぱいです。
スカイトレインでサバーンタクシンまで行き、アイコンサイアム行きの無料の船で10分ほどで着きます。
アイコンサイアムは3年前にバンコクに来た時に「新しいショッピングセンターができた」とお友達のアンチャリーが連れて行ってくれて、その大きさには驚きました。
ルイヴィトン、ロールスロイスからH&M,ユニクロまで入っています。
店内にはおしゃれなカフェから水上マーケットを模した川が流れ伝統的な屋台まであります。
トイレもきれいです。
店内は白人の観光客以外は皆マスクをしています。気持ちがいいです。
お昼を食べたり買い物をしたりして一日を過ごしました。
23時15分のフライトなので何時に出たらいいかとホテルの人に聞いたら「通常はフライト時刻の3時間前に空港に着いたほうがいいです。今日は休日なので道が混むかもしれませんから
6時に出たほうが良いでしょう」ということで、私たちは6時に車を予約してあります。
6時に車で出発すると、今まで私が見たことがないくらい道はガラガラで6時40分には空港に到着してしまいました。
早々とチェックインを済ませると、あと4時間以上暇になります。
免税店を覗いていると、タイワインが目につきました。
タイでワインができるんだね、とか思いながら、そういえばタイに来てビールしか飲んでいなかったことに気が付きました。チェンマイのプールサイドでモヒートを一杯飲んだけど、あれは例外として・・・。
どれ、タイワインでも買ってみるか・・・・・。と思いながら購入。あまり安いものではうんちくを語れないので(笑)、2400バーツ(9600円)のにしました。
まだ飲んでいませんが、意外に美味しいかもしれません。
そしてラウンジに入りシャワーを浴びて冬の東京に対応する衣服に着替えました。
ラウンジのテレビで何か映っています。
あれれ???そういえば今夜はサッカーワールドカップの日本がベスト8をかけた大事な試合です。それが中継されているのです。
まだどちらにも点が入っていません。
時間が来たので後ろ髪を引かれる思いでラウンジを去りました。
深夜便で5時間半のフライトはあっという間で、寝たと思ったらCAさんに朝食ですと起こされました。
寝たような、寝なかったよな、中途半端な感じです。
飛行機を降りると係の人たちが両側に並んで、私たちが携帯に検疫のアプリが入っていてそれが承認されているかを確かめられます。別に入っていなくても紙媒体でも問題は無いようですが、検疫に時間がかかるということです。
私は事前に登録してワクチン接種も登録してあるので無事に「青色」になった画面を提示してOK. これで検疫は済みました。
と、突然夫が「あ!バッテリーが無い!」
チーン!
と私の頭の中で音が鳴るのを聞きながら夫にモバイルバッテリーを渡し、無事通過。
コロナ禍になって初めての海外旅行でしたが、タイの入国はすっかりコロナ禍前に戻っていました。しかし日本に帰国の際は接種証明や未接種の人は陰性証明が必要で、まだまだもとに戻るのには時間がかかりそうです。
ウチの夫みたいなドジなやつもいっぱいいるんだろうなぁ、と思うと、はやく元の状態に戻ってほしいです。
タイ、東京便とは言えどまだまだ日本人観光客は思ったより少なくて、飛行機も日本経由で他の国に行く外国人のほうが圧倒的に多いと思いました。
by matsurika-art
| 2022-12-14 20:38
| 日記