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フィンランド研修レポート・・・Part2

7月17日(火)
朝早くホテルをチェックアウトし空港へ向かいました。
ST.ペテルブルグに2泊したらまたヘルシンキに戻り、同じホテルに1泊する予定なので、大きな荷物はホテルに預かってもらうことにしました。何てったってロシアですから、最小限の手荷物だけで出発することにしたのです。

空港に向かうバスの中、誰かが「こんなに昼間が長いなんて、この国は電気代がかからなくていいよね。」なんておバカなことを言い出しました。夏は良いかも知れませんが、冬は    10時頃に太陽が上がって、午後3時頃には沈んでしまうらしいのです。結局は年間通せば同じだってことです。爆笑!でした。

9:50にヘルシンキを飛び立ち、ST.ペテルブルグに到着したのは11:50。飛行時間は1時間ですが、時差が1時間あるのです。
機内ではロシアの入国カードを書かされましたが、これがぜんぶロシア語表記なんです。もちろんさっぱり読めませんが、日本から持って行ったアンチョコを見ながら無事記入することが出来ました。入国審査もちょっと緊張しましたが、難なく通過。フィンランド研修レポート・・・Part2_f0062031_0361528.jpg

空港には日本から手配しておいたガイドのガリーナさんというロシア美人が出迎えに来てくれていました。日本の大学で日本語を勉強したと言う彼女は日本語を流暢に話します。

ロシアというと何となく灰色のイメージがありましたが、街の中は明るく他のヨーロッパの町並みとさほど変わりがないのにはびっくり。
荷物のない私たちはマイクロバスに乗り、そのままピョートル宮殿(夏の宮殿)へ観光に出発です。
フィンランド研修レポート・・・Part2_f0062031_038842.jpgエルミタージュ美術館の裏の船着場から約30分船に乗りましたが、日差しは暑く「だれ~?コートが必要だなんて言ったのは?」なんて声も。

船を降り宮殿に向かう道は観光客でいっぱいで、ここはどこ?表参道?
という感じです。
宮殿に着くと入場を待つたくさんの人の列、ほとんどが団体客なのでかたまりのまま並んでいます。
私たちの前にアジア人の団体がいました。どこから来たのか聞くとインドネシアからだといいます。
40分ほど待ったとき、飛行機の時間に間に合わないからと彼らは残念そうに立ち去りました。フィンランド研修レポート・・・Part2_f0062031_0405524.jpg

1時間近く待ち、やっと私たちの番になりました。
観光客がものすごく多いので入場制限をしているのです。
19世紀に創られたという豪華な宮殿は贅をつくした装飾でため息が出ます。
内部の写真を撮るには100ルーブル払えばよいのですが、なにしろすごい人なので写真は撮らずに自分の目に焼き付けておくことに決めました。          (これは絵ハガキです)

広い豪華なボウルルームは、ここであの長いすそを引きずってダンスをしたんだな、なんて思うとふとその時代に引きずらせてしまいそうです。・・・なんてカッコいいことを言いたいのですが、次、次、とベルトコンベアーに乗せられたように見学しなくてはならないのはちょっと、というか、かなり窮屈です。

外へ出ると、やっとその見事な噴水の庭園を見学する余裕ができました。
噴水群は数々のブロンズ像で飾られ、テレビや本でみるよりずっと迫力があり圧倒されます。もう少し人が少なければよいのだけれど・・・・・。シツコイですね。私もその中の一人なのですから・・・。

その日の観光を終え、ホテルへ。
ペテルブルグの宿は五つ星の「ホテル・アストリア」です。やった!!!
昨日の宿と違い(失礼!)、部屋もゆったりとした作りで満足、満足。何てったって五つ星ですから。フィンランド研修レポート・・・Part2_f0062031_0512446.jpg

夕食はモチロン、ロシア料理の定番「ボルシチ」をいただきました。
ボルシチはサワークリームでいただきます。

食後は外出せずにホテルのバーで、これも定番「ウォッカ」を飲みました。おつまみに出されたオリーブのでっかいこと!ピンポン玉ぐらいあるかと思うくらいでした。いや、ちょっと大げさかな?フィンランド研修レポート・・・Part2_f0062031_0515189.jpg

                                                   
つづく



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by matsurika-art | 2007-08-03 00:54 | 研修旅行

ポーセリンアート(上絵付け)に関するちょっとした話題、ささやかな日々の出来事などを気ままに綴っています。

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